こんにちは!わたがしです。
受験勉強ははかどっていますか?
僕はどうにも勉強がはかどらない日もありました。
そんなときは息抜きと称して、英語の耳を慣らすために洋画や英語の動画を見ることをお勧めします。
大学受験の英語は基本的に紙でしか使わないので、実際に発音されている英語を聞き取るのはすごく楽しいです。英語の成績が上がることは保証できませんが、普段聞かない言葉を聞く、というのは頭を違う風に使って息抜きになりやすいので、受験勉強の合間に見るのはとってもおすすめです!
そこで今回は、そんな洋画の中から英語の聞き取りやすいものを 6本選りすぐってお届けします。
もちろん、内容もいいですよ!
話がゆっくりで初心者もついていきやすい「アイアムサム」

一番のおすすめは、「アイ・アム・サム」。
主人公のサムと7歳の娘ルーシーの親子を描くハートフルな家族の話です。サムは 7 歳の知能しかもっていません。一人娘のルーシーと二人で暮らしていましたが、ルーシーは成長とともにサムの知能を追い越してしまいます。あることがきっかけで、サムは親としての養育能力が不十分と判断され、ルーシーは施設に預けられてしまうことに。サムは大好きな娘のために法廷で争うことを決意して…というあらすじです。
この映画では、知的障害のためにサムがとてもゆっくりと話します。一方、利発な少女ルーシーも、父親を気遣いながらわかりやすく話します。法廷シーンはやや専門的ですが、それ以外は二人とも大変聞き取りやすいです。ビートルズの曲がさまざまなカバーで使用されているのも洋楽好きには嬉しいでしょう。
おじさん2人が喧嘩・衝突を繰り返して仲良くなる「最強の2人」
事故で首から下がマヒした大富豪フィリップは自分の世話係を募集していた。応募者は軒並み口をそろえて「障がい者のために社会貢献したい」を口をそろえて言うものの、フィリップはうんざり。そんな中、唯一違ったのが、失業保険を手に入れるために応募してきた黒人のドリス。ドリスを気に入ったフィリップは1か月間雇用するものの、富豪と貧民、健常者と障がい者、紳士の文化とスラムの習慣、白人と黒人などなど、相反する要素が多い2人だが、徐々に互いを受け入れて成長していく物語です。
心の底から見てよかったと思った映画。英語の発音はスラム訛りなどもありちょっと難しいですが、字幕を付けてでも見てほしい面白さです。主人公はフィリップとドリスの2人なのですが、とにかくドリスの行動やジョークが面白い!
フィリップが障がい者なので、ドリスが介護役という立場なのですが、ドリスがちょいちょいフィリップに障がい者ネタを挟んで来ます。これを面白いというのも変な話ですが、新鮮すぎて思わず笑ってしまいましたね。
ネタバレすると、2人は最後に心から通じ合える友人になっていくのですが、見終わった後に自分にとってこのくらい仲のよい友人が果たして今後もできるのだろうかと心配になりました。明るい話なのですが、見終わったあとはちょっと寂しかったです。受験期に人間関係が希薄になって少し悩んでいる人は見たほうが良いかもしれません。
自分のやりたいこととは何か?を突きつける「プラダを着た悪魔」
映画のタイトルはファンタジー映画に見えますが、実はファッション雑誌の話です。DVDの表紙から女子向けな気がしたので最初は引き気味に見ていましたが、見ていくうちに
「あ、これは他人事じゃないな」
と思うようになりました。”仕事とプライベート、大切なものはどちらなのかというテーマには男女とも惹かれると思います。受験生にとって第一志望大学への合格は大事ですが、そのために友達と接する時間とか大切なものをいろいろ失っていませんか?
ちなみにあらすじはこちら↓
恋に仕事にがんばるあなたへ贈る ゴージャス&ユーモラスなサクセスストーリー ジャーナリストをめざしてNYにやってきたアンディ。オシャレに興味のない彼女が、世界中の女性が憧れる仕事を手にしてしまった! それは一流ファッション誌“RUNWAY”のカリスマ編集長ミランダのアシスタント。しかし、それは何人もの犠牲者を出してきた恐怖のポストだった! 悪魔的にハイレベルな要求と鳴り続けるケイタイ、「センス、ゼロ!!」と酷評され、私生活はめちゃめちゃ。このままでいいの? 私って、本当は何をしたいんだっけ?
(amazonより)
ディズニー英語は聞きやすく、前向きな気持ちになれる!
次におすすめするのは、ディズニーアニメ2本です。
ディズニーでは粗野な言葉はあまり使いません。子供向けといって敬遠するのはもったいないくらい、易しくきれいな英語が学べます。
受験期のすさんだメンタルには非常に効く(実体験済み)ので、疲れ切っているときに見るとお勧めです。
たとえば、「~~だったらいいのになぁ」というセリフ。夢見がちな登場人物がよく使います。これは英語の仮定法を学ぶのにうってつけ! まるごと覚えてもいいほどです。
そして、ディズニー映画では主人公たちの夢が叶っていくのもお約束。 大学に合格する夢を叶えようとする自分と重ねてみると、励まされます。
以前流行った「アナと雪の女王」や、カクレクマノミが可愛い「ファイティング・ニモ」なら、結構受験生の心情と近いものがあるので共感して見られますよ。
同世代が主人公で共感&理解しやすい「スパイダーマン」
最後に、みなさんと同じ高校生が主人公の作品を。
爽快な気分を味わいたいときにぜひとも見てほしい映画が「スパイダーマン(原作)」です。
高校生のピーターは幼馴染の MJ に片思い。だけど告白もできないどころか、学校でもいじめられてます。そんなピーターがある日クモに刺され、特殊な能力を身につける…というヒーローものの話です。
アメコミが原作だけあって、ストーリーの明快さ、キャラクターのユニークさ、テンポよさと三拍子が揃っています。気分転換にちょうどいい作品。英語は上の作品に比べるとやや多いですが、聞き取りはそれほど難しくはありません。
洋画を見るとき、字幕はつけるべきか
字幕はつけたほうがいいですね。
まず、リスニングを鍛えるよりも話についていく必要があります。話がわからないと本当につまらないですからね。
それと、字幕がついていようがついてなかろうがあまり聴解力に関係ないような気がします。字幕を読みつつ、聞く形になるのでそれだけでもリスニング力は上がるのではないでしょうか。僕は普段字幕付きで見るようにしています。
以上、英語勉強におすすめしたい洋画を紹介しました。
息抜きにみる映画ですから、全部を聞きとろうとしなくてもかまいません。「あ!聞き取れた!」というところが一つでもあればラッキー。それくらい気楽にリラックスして観て下さい。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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